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■「小学生がクマ目撃」中日新聞掲載記事2010.9.29版より | |
川辺の通学路近くで足跡も | |
27日午後5時10分ごろ、川辺町下麻生の道路で、自転車で帰宅途中の川辺北小学校4年生の男子児童(9っ)が、10bほど先にクマを目撃し、近くの人を通じて同町役場に通報した。 | |
加茂署や同町によると、クマは体長約1bで近くの畑で10個ほどの足跡を確認した。現場は同小から北東に2`離れた。山のふもとに民家が点在する地帯で、児童生徒の通学路にもなっている。 | |
同町によると、クマは3〜4歳のツキノワグマとみられる。町内の納古山では近年、クマの出没情報があり、餌を求めてふもとに下りてきた可能性があるといい、猟友会員の見回りや小学生への鈴の配布などを行い、警戒を呼び掛けている。 | |
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■「外来種 市民Gメン」中日新聞掲載記事2010.5.15版より | |
来月発足 調査や捕獲協力も | |
ワニガメやトゲスッポンなど、外来生物の目撃情報が相次いでいる名古屋市は、来月上旬に市民を隊員とする「外来生物調査隊」を発足させ、外来種の調査と捕獲に乗り出すことを決めた。10月に同市で開かれる生物多様性条約第十回締約国会議(COP10)で、成果を報告することを目指す。 | |
隊員の人数や年齢、性別、居住地などは定めないが、携帯やパソコンのメールで連絡を取り合えるのが条件。報酬はない。全長80a近い米国産の危険なトゲスッポンなど見つかった堀川など、各地を見回り、目撃した場所や時間などを知らせてもらう。捕獲にも協力を求める。ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)やティラピア、ブラックバスなど、広く繁殖している外来種は対象から除外する。堀川のトゲスッポンは、週明けにも、市がカメの専門家らと一緒に捕獲を試みる。 | |
肉食魚など目撃相次ぐ | |
同市内では西区の堀川で2,3年前から米国に生息する「ワニガメ」の目撃情報が多発し、昨年6月と9月に1匹ずつを捕獲。今月上旬に中村公園(中村区)でも1匹捕獲された。大きくなると3bにも達する北中米原産の肉食魚「アリゲーターガ」は、昨年秋から名古屋城の外堀や堀川で目撃情報がある。 | |
堀川では今年3月までの3年間、浄化のために、木曽川から導水。その結果、モロコやコノシロ、トウヨシノボリなどの魚が戻ってきたことが確認されている。ワニガメなどはこうした魚をえさとしている可能性がある。外来種はペットなどとして輸入され、飼い主の都合で放流されたものが多く、身勝手な放流を自制する動きにもつなげたい考えだ。 | |
調査隊への応募は週明けから来月上旬まで。電子メールで市生物多様性企画室=h.sawamura.52@city.nagoya.lg.jp | |
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■「市街地に外来スッポン」中日新聞掲載記事2010.5.14版より | |
名古屋の川80a? 市が注意喚起 | |
名古屋市西区の堀川に、国の要注意外来生物に指定されている米国原産のトゲスッポンが生息していることが分かった。首が後ろにも回るほど長くてかむ力が強い上、全長80a近いとの情報もあり、同市は13日、かまれてけがをする恐れもあるとして、見つけても近寄らないよう注意する看板版を現地に設置した。市は専門家と相談して捕獲を検討しており、市民に情報提供を呼びかけている。 | |
目撃されたのは名古屋城の北西にある筋違橋の約200b上流。散歩していた同市中村区の無職男性(56)が8日と10日の午前に発見し、カメラで撮影した。8日には、40〜50aと70〜80aの二匹を見たという。 | |
トゲスッポンは、日本には生息していないアメリカスッポンの一種。ペットとして輸入され、放たれたとみられる。 | |
人の手により持ち込まれた外来種が、現地の生態系を壊すなどの影響は、10月に名古屋で開かれる生物多様性条約第十回締約国会議(COP10)でも主要テーマの一つ。 | |
カメに詳しく、市に相談を受けてトゲスッポンの捕獲を検討する愛知学泉大の矢部教授は「在来スッポンと交雑して生態系を破壊する恐れもある」と話している。 | |
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■「公園でワニガメ捕獲」中日新聞掲載記事2010.5.8版より | |
名古屋3匹目 無許可飼育後、放棄か | |
名古屋市中村区の中村公園で7日未明、人にかみつく恐れのあるワニガメが見つかり、中村署員が捕獲した。飼育を許可された場合に足の付け根に埋めるマイクロチップが無く、無許可で飼育した人が持て余して捨てた可能性がある。 | |
署によると、カメは園内の太閤池近くの歩道にいた。散歩中の男性(72)から交番に「大きなカメがいる」と届出があり、出向いた署員が10b離れた雑木林にいるのを発見。4人がかりで捕まえ、おりに入れて署へ運んだ。 | |
甲羅の長さは39a、体重15`で、推定年齢が5〜6歳と若く、性別は不明。一方、同署は動物愛護管理法違反の疑いで捜査を始めた。北米に生息するワニガメはあごの力が強く、かまれると大けがをする危険がある。在来生物を食い荒らして生態系に影響を与える恐れもあり、同法の特定動物に指定されている。 | |
飼育するには自治体の許可が必要だが、条件が厳しく、インターネットなどで違法に取引されている実態もある。市内では昨年もマイクロチップのないワニガメが西区の堀川で2匹が見つかった。 | |
10月に名古屋市で開かれる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)では、外来集が生態系に与える影響も焦点になる。 | |
ワニガメを引き取る日本カメ自然誌研究会代表の矢部愛知学泉大教授(動物生態学)は「国内で交雑が進めば、米国にも返せず殺処分しなければならなくなる。悪いのは捨てる人間」と訴える。 | |
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■「特定外来生物」通称アメリカナマズ、海津の津屋川で捕獲 中日新聞掲載記事2008.1.11版より | |
県内湖沼や河川 報告例なし | |
在来種への悪影響が懸念されるとして、環境省の「特定外来生物」のリストに入っている北米原産の「チャネルキャットフィッシュ」が、海津市南濃町の津屋川で捕獲された。この外来魚は「河ふぐ」のブランド名で飛騨市河合町の下小鳥湖で養殖されているが、県水産課によれば、これまで県内の湖沼や河川で捕獲された例はないという。 | |
同町駒野の無職菱田さん(78)が昨年12月27日、仕掛け網に掛かっているのを見つけた。体長約40a。「長年川に入っているが、見たことがない魚なのでとにかく驚いた」と話す。 | |
県水産課によれば捕獲の報告例はなく、県内の各漁協を対象に毎年実施している外来魚の漁業被害のアンケートでも名前が挙がっていないという。「恐らく誰かが放流したのであろう」としている。 | |
チャネルキャットフィッシュはナマズ目イクタルルスの魚類。アメリカナマズの通称があり、最大で体長1b以上に達する。魚類だけでなく、甲殻類や小型のほ乳類などもたべる。 | |
国内には1971年に持ち込まれた。繁殖した茨城県の霞ヶ浦で漁業被害が発生したことや、海外でも在来種への悪影響が報告されていることなどから、環境省は2005年、オオクチバス(ブラックバス)やブルーギルなどとともに、放流や許可施設以外での飼育などを禁じ、罰則規定を設けた特定外来生物に指定した。 | |
同省外来生物対策室は「霞ヶ浦以外でも、いくつかの地域で生息が確認されている」としている。 | |
(後藤) | |
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■「イグアナ捕獲」中日新聞掲載記事(通風筒)2006.8.30版より | |
◇・・・茨城県常陸太田市亀作町の採石加工工場で29日午前、敷地内の木の幹に体長93aの緑色のイグアナがいるのを工場長の男性(65)が見つけ、通報を受けた太田署員ら十数人による捕獲作戦が繰り広げられた。 | |
◇・・・イグアナは高さ30bのアカシアの木に"籠城(ろじょう)"。約2時間後、高所作業用の特殊車両に乗った消防署員が木を揺すってイグアナを約20bの高さから落とし、工場作業員が尾を踏み付けて"御用"となった。 | |
◇・・・2週間たっても持ち主が現れなければ動物園などの引き取り先を探す。イグアナは6月ごろから出没していたらしいが、今はおとなしく持ち主を待つ身。一方、署員はネットでえさや飼育法を調べるなど大慌て。 | |
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■「サバンオオトカゲ捕獲」中日新聞掲載記事2005.10.28版より | |
◇・・・27日午前、岐阜県多治見市明治町の民家の女性(57)から「庭にヘビのようなものがいる」と多治見署に通報があつた。署員と同市職員が急行。茶褐色で体長約1bのトカゲを取り押さえた。 | |
◇・・・捕獲されたのは、アフリカ中西部に生息する「サバンオオトカゲ」。愛知県では条例で猛獣に指定され、飼育には保健所の許可が必要だが、岐阜県では不要という。ペットとして飼われていたらしい。 | |
◇・・・東山動物園(名古屋市)によると「おとなしい性格のトカゲ」だが、2またの青い舌をペロリと出す風ぼうはなかなか。通報した女性は「飼い犬がほえるので庭に出てみると、見たこともない動物と目があった」と興奮枠気味だった。 | |
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■「ボールバイソン発見」中日新聞掲載記事2005.10.5版より | |
◇・・・東京都新宿区高田馬場の公園でニシキヘビの一種「ボールバイソン」が見つかり、警視庁戸塚署は4日、9月11日に同公園で逃げ出したペットのヘビと確認して飼い主の男性(41)に返した。 | |
◇・・・発見されたヘビは生後4ヵ月ぐらいで体長約65a。3日午後4時20分ごろ、公園で遊んでいた男児(8つ)が公園内の公衆電話近くの路上で丸くなっているのを見つけた。 | |
◇・・・同署は逃げたヘビの飼い主に連絡。体長や脱皮の跡などの特徴が一致したほか、署員には懐かなかったのに「男性の手に巻き付くと、安心しているように見えた」(署幹部)の決め手に。再会に男性は喜んだ様子で、ヘビとじゃれ合った後、ズボンのポケットに入れて帰ったという。 | |
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■「ピラニア 琵琶湖で発見」中日新聞掲載記事2005.9.13版より | |
何者かが放流? 繁殖の恐れなし | |
滋賀県水産試験場(彦根市八坂町)は12日、外来種で肉食のピラニアの一種「ピラニア・ナッテリィ」が琵琶湖で捕獲されたと発表した。琵琶湖でピラニアが見つかったのは同試験場の1994年の集計以来初めて。 12日朝、高島市の沖合約1`設置した刺し網に1匹が掛かっているのを漁業関係者が発見、試験場職員が回収した。全長15・7a、重さ約95・6cで、やや小ぶりという。 ピラニアは南米大陸のアマゾン川などに分布し、鋭い歯を持つ。亜熱帯域に生息するため、冬場に水温10度を下回る琵琶湖では生きられず繁殖の恐れはないという。日本では観賞用に流通しており、何者かが放流したとみられる。同試験場は「人に危害を加える可能性もあり、こういうことはやめてほしい」と話している。 |
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■「外来週の生態掌握し監視を」中日新聞掲載記事2005.9.13版より | |
熊崎さん 自営業 65 (岐阜県中津川市) | |
生物の世界に異変が起きている。原産地から人間が意図的に持ち込んだり、輸入品に交じりって偶然国内に入ったりした外来種の生物が、日本古来の在来種に被害を与えているのだ。 ブラックバスによりフナなどの魚が減少しているのはよく知られているが、どう猛なマングースやアライグマなどによる被害も深刻だ。また外国産のクワガタムシが在来種と交尾し、遺伝子にかく乱を起こしている。北海道ではもともといないはずのカブトムシが繁殖しメロンなどに大きな被害を与えているという。 こうした動物や昆虫類を人為的に移動させると、移された地域には天敵がいないため異常に繁殖し、生態系を乱す恐れがある。これを防ぐには、侵入生物の生態を掌握し、場合によっては駆除する必要がある。また生物の移動がむやみに行われないよう、しっかり監視しなくてはいけない。 |
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■「ビルマニシキヘビ」中日新聞掲載記事2005.9.10版より | |
埼玉県上尾市の鴨川左岸の土手で9日朝、散歩していた男性が黄色い大型のヘビを発見。上尾署員5人が2時間かけて捕獲し、群馬県太田市のジャパンスネークセンターに移送した。 東南アジヤなどに生息するビルマニシキヘビとみられ、体長約4b、重さ30`。毒はなくおとなしいが、獲物を絞め殺して食べる習性があり、署員が駆けつけた際には暴れて逃げようとした。5人がかりで頭としっぽを押え、ごみ箱を使っての大捕物に。 飼育には県の許可が必要。同センターは「人間が締め付けられれば死ぬ可能性もある」と警告する。同署は無許可で飼っていて捨てた可能性もあると見て、県道動物愛護条例違反容疑で捜査している。 |
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■「出た!カミツキガメ」中日新聞掲載記事2005.7.7版より | |
土岐市内で5日夜、どう猛な性格で知られるカミツキガメが捕獲され、東濃地域振興局が保護している。現在は、輸入や飼育が法律で禁止されている動物で、同振興局は飼い主を捜している。 | |
(小西) | |
土岐で捕獲 飼い主は? カミツキガメはもともと北米大陸に生息する外来種。あごの力が強く、人間の指もかみちぎってしまう力があるという。かつてはペットとして売買されていてが、6月に施行された外来種被害防止法で輸入や譲渡、新規の飼育、遺棄が禁止された。県の危険な動物の飼養の規制に関する条例でも、飼育の届け出が義務づけられている。 捕獲されたカミツキガメは同日夕方、土岐市妻木町の民家の庭をうろついているのを住民が見つけ、多治見署に届け出た。体長約30aで、しっぽや手足などにトゲがあり、まるで特撮映画に登場する「ガメラ」のよう。棒で突くと「シューッ」という鳴き声で相手を威嚇する。多治見署では「指を食いちぎられるかも」とバケツにふたをしてヒモで縛り、逃げ出さないように保管。6日に東濃地域振興局に引き渡した。 同振興局などの調べでは、東濃地方でカミツキガメの飼育を届け出ている人はおらず、飼育していただれかが捨てた可能性が高いという。「現在カミツキガメを飼っている人は、手続きを行えば適正に飼うことができる。手続きが面倒だからといって、勝手に捨てることはしないで」と呼び掛けている。 |
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■「瑞穂市のワニ 飼い主が判明」中日新聞掲載記事2005.7.5版より | |
会社社長が届け出 岐阜県北方署は4日、3日夜に同県瑞穂市で捕獲したワニ(体長約90a、体重5`)について、同市の建設会社社長の男性(33)が飼い主として届け出てきたと発表した。危険な動物の飼育を規制する県条例違反の疑いで、男性から事情を聴いている。 調べでは、男性は今年3月、岐阜市のペットショップで中南米原産のワニ「メガネカイマン」の子を購入。先月、友達へ譲り渡す約束をし、いつでも取りに来られるようにと、事務所の外に水槽を置き、高さ約1bの金網で囲っていた。男性は先月20日にワニがいないのに気付いたという。 |
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■「110番「ワニだ」市道脇で捕獲」中日新聞掲載記事2005.7.4版より | |
瑞穂、体長90a 3日午後7時30分ごろ、岐阜県瑞穂市本田の市道に「ワニがいる」と男性の声で110番通報があった。北方署員が駆けつけ、市道脇の水田に潜んでいるのを発見、8時20分ごろ捕獲した。けが人はなかった。 同署によると、ワニは体長約90a、体重5`で、茶色がかった緑色をしており、ワニ目アリゲーター科の「メガネカイマン」によく似ているという。 署員6人が現場に駆け付け、小型の刺股(さすまた)でワニの体を押え、署から持ってきたふた付きのゴミ箱の中に確保した。当初は暴れたが、その後はおとなしくしているという。ワニを一時保護している同署は「飼い主や持ち主がいれば、届け出てほしい」と話している。 |
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■「外来種・危険動物」を捨てないで。2003.9.25 ペットや観賞用に飼育していた外来種・危険動物が大きく育つと、飼育困難になり、川や池、沼などに放す方がいます。・・・危険動物が発見されたニュースを、見たり聞いたりします。子どもたちが水辺で遊んだり学んだりする機会が多くなっています。飼育できなくなった動物を捨てるのはやめましょう。飼育できなくなったら保健所やペットショップなどに、ご相談になり対処してもらいましょう。 子どもたちが水辺を利用して遊んだり学んだりしています。・・・川の周辺や水がきれいになった証拠です。また、子供たちと地域住民が一緒にホタル保護活動などをして、命の大切さや健全な心を学んでいます。そんな大切な場を、なくさないように皆で守りたいですね・・・ |
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(里山ホタル) | |
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■ため池で「アリゲーターガー」捕獲。中日新聞掲載記事2003.9.25版より 大阪府和泉市箕形町のため池で24日、体長約125cmの外来魚「アリゲーターガー」が捕獲された。同府富田林市のため池でも19日に捕獲されており、いずれもペットショップなどで買ったものが大きくなり過ぎて放されたらしい。 アリゲーターガーは北米大陸を中心に分布する魚「ガーパイク」の仲間で、ワニのような口に鋭い歯を持ち、3m近くまで成長することがある。 近くの住民がビデオカメラで撮影し、8月末に市に通報。「子どもが池に落ちたら危険」(和泉市)として、水利組合が4日前からため池の水を抜き、ガーバイクの愛好家が捕獲した。恐ろしげな顔つきに、あらためて皆びっくり。 |
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■「ワニの落し主判明」中日新聞掲載記事2003.8.26版より 8月24日、岐阜県養老町の名神高速道路近くの用水路で見つかったワニ(体長1.5m)は25日、届け出で埼玉県東松山市の移動動物園経営小川さんが運搬中、逃げたワニと分かった。 養老署の調べでは、小川さんは、ワニを飼育者から借り、大阪市内で展示。展示を終え、ワニを鉄格子のあるトラックに積み、東松山市に戻る途中の23日未明、名神高速道路養老サービスエリヤ付近で逃げられたらしい。同日午後、自宅に帰り着いて、ワニがいないことに気づいた。鉄格子にすり抜けられるすき間があったという。ワニは25日、小川さんが引き取った。 ワニは南米などに生息する「バラグアイカイマン」の雌。 |
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■「用水路にワニ」2時間かけて捕獲中日新聞掲載記事2003.8.25版より 岐阜・養老 ペット逃げる? 8月24日午前9時45分ごろ、岐阜県養老町安久の東名高速道路のすぐ北側用水路にワニがいるのを近所の男性が見つけ、110番通報した。養老署員が、暴漢を取り押さえる刺股(さすまた)などを使って2時間がかりで捕獲、同県では、ペットのワニが逃げたか、捨てられたとみている。 調べでは、ワニは体長約1.5mで、種類などは不明。見つけた男性は23日夜、子供から高速道路ののり面にワニがいたとの話を聞き、24日朝に探していた。 水路は幅1m、水深15cm。署員は、刺股でワニの首を押さえ込み、同町役場から持ってきた野犬用などに使うおりに入れた。捕獲した署員は「近くで見ると意外に大きい。捕獲時にはしっぽを振るなど大暴れしたので危なかった」と話していた。 |
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