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ホタルの飛んでいる姿です。 |
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初夏の夜空を幻想的な光をともしながら飛び交うホタルはとっても不思議な昆虫です。
ホタル観賞する前にホタルの不思議を調べてから行きましょう・・・
調べたホタルのことを、お父さんやお母さんに教えてやってね・・・ |
◆◆◆皆さんにお願い◆◆◆ |
ホタル観賞にいってもホタルを持ち帰らないようにしましょう。ホタルを持ち帰っても、1〜2日で死んでしまうよ。かわいそうですね。彼らだって子孫を残そうと一生懸命生きているんだよ。・・・ホタルは観賞するだけにしましょう。 |
ゲンジボタルやヘイケボタルについて知っておきましょう。
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●ホタルは世界中で約2000種いるといわれ、、日本でもたくさん記録されています。
その内、西ゲンジボタル、東ゲンジボタル、ヘイケボタル、クメジマボタルの三種が生息(西ゲンジボタルと東ゲンジボタルは一種に数えられている)
のように幼虫期を水中で生活する珍しいホタルは世界中で十種類もいないとか?・・・日本には三種類が生息ているのです。日本の水は、いかにきれいであるか分かっていただけます。
幼虫期を水中で生活する彼らは、陸のコケなどに卵で産まれ孵化して水中に入ります。次の年の春、サナギになるため陸に上がり土に潜って土繭をつくりその中でサナギになって羽化。そして空へ舞い上がります。
☆クメジマボタルは沖縄県久米島で1993年に発見されたホタルです。(餌は、巻貝)
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●岐阜県には、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル、オバボタル、クロマドボタル、ネムクリボタルなどのホタルが生息している。その内、ヒメボタル、オバボタル、クロマドボタル、ネムクリボタルは、「陸生のホタル」です。
陸生のホタルとは、卵、幼虫、サナギ、成虫期の一生を陸地で生活するからです。
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●ホタルの名前の由来は
“火垂る”からきているといわれます。
乱舞するホタルの光が、夜空から星が垂れてみえることからその名前がついたといわれています。
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●ゲンジボタルやヘイケボタルは、自然界を知るバロメータです。
ホタルの幼虫は、きれいな水でしか生きられないから。
(ホタルが生息しているかどうかで水がきれいか、汚いか知ることができます)。
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●ゲンジボタルやヘイケボタルはなぜ光るのか?
○卵期、幼虫期、蛹期の発光は「毒があるから食べないで」と警告していると思われます。
○終齢幼虫が水中から発光しながら陸に上がります。一匹の幼虫が陸に上がろうと水中で発光すると、他の幼虫も次から次へと発光しながら陸に上がります。この時の発光は、上陸を知らせる合図(言葉)と思われます。
○成虫(ホタル)は、なぜ光るのか?オスとメスが出会うための合図、光の「言葉」といわれています。
※その他のホタルの交信方法にメスの出す性フェロモンで言葉の合図をする種がいるといわれている。
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●ゲンジボタルやヘイケボタルはどんな気象が好きか?
ホタルは、雨あがりで蒸し暑い湿度 90%以上で無風の日が大好きです。
●ホタルは、次のような天気のときは、激減します。
1) 月明かりの日
2) 気温、湿度の低い日
3) 雨降の日
4) 風のふいている日
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●ホタルの天敵は
ホタルの卵期、幼虫期、蛹期、成虫期のいずれも、毒素を放出し外敵から身を守っているといわれている。
1)何でも食べるアリは、ホタルの卵やサナギには手を出しません。
2)川にいるスジエビは、自分より大きい魚でも捕食するのに、ホタルの幼虫には決して手を出さない。幼虫の脱皮殻も2〜3日経過して毒素が分解しないと食べません。(幼虫飼育で観察しています)。
3)クモは、ホタルの毒素を解毒して捕食するクモがいる。(私も何度も見たことがあります)。
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●ホタルの光の物質について
1)ホタルの美しい光ひかりは、冷光といって熱をもたない光でエネルギー効率のよい光といわれます。
2)ホタルの発光物質は(ルシフェラーゼ)という酸素の働きで、ホタルの発光器内の発光する物質(ルシフェリン)を酸化させ、透明な発光器で発光させるといわれます。(事典参考)
△△△△お断り△△△△
ホタルの発光物質や発光の仕組については、研究していませんので。お答できません。
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ホタルの発光です。 |
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