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苗代ザクラは別名を暦ザクラともいい、下呂市中原の和佐地区、大和橋を西に渡った小丘に立っています。吉野桜に属する2本の巨木は樹齢400年を超えるといわれ、うち1本は樹高30m、目通り周囲3m、他の1本は樹高25m、目通り周囲1.3mで、樹勢は今なお盛んです。 苗代ザクラの名の由来は、毎年桜の開花時期が一定し、その美しい桜の花を見て里人が苗代(田植え)の準備を始めたということからきています。根を地中深く広く張り、地温・外気をともによく知る苗代ザクラは、春の訪れを正確に伝えてくれるのでしょう。 苗代ザクラは、近江源氏佐々木氏の末流三木四郎兵衛宗次が和佐へ移住したとき手植えしたものと伝えられます。また、宗次は和佐地区の人々に初めて細江姓を与えたほか、近江の文化をも伝えたといわれます。 苗代ザクラは、元は3本の姉妹桜でしたが、昭和27年に1本が枯死し、2本が現在に残っています。 |
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桜の紹介
2本ある左側の巨木の樹高約25m周囲1.3mで白紅色の花を咲かせます 右の側の巨木の樹高約30m周囲3mでピンク色の花を咲かせます |
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2本の苗代桜の根元 |
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2本の桜 |
花いかだ |
さざ波と桜 |
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「岐阜里山ホタル」 田口 |
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