陸生ホタルの紹介はこちらから
岐阜県加茂郡川辺町神坂地域で生息が確認されているホタ

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 ホタルの名前

 クロマドボタル幼虫の餌、陸で生息するマイマイを紹介。 クリクックするとページへ
幼 虫 の 餌 コハクガイホソオカチョウジガイオオケマイマイ

 ホタルの仲間は、世界中に約2000種いるといわれ、日本でもたくさん記録されています。その内幼虫期を水中で過ごすホタルは、西ゲンジボタル、東ゲンジボタルとヘイケボタル、久米島ホタルの三種類です。(西ゲンジボタルと東ゲンジボタルは、一種に数えられている)久米島ホタルは、1994年に発見され沖縄県の天然記念物に指定されています。その他、陸生ホタルです。

 陸生のホタルとは、一生(卵期、幼虫期、蛹期、成虫期)を陸で過すことから陸生のホタルといわれています。

クロマドボタルの成虫、雌と雄です
上の画像は、「クロマドボタル」の成虫です。(左がメス、♀) (右がオス、♂)


 岐阜県で見つかっている陸生のホタルの仲間。 クロマドボタル幼虫の餌になるマイマイ(貝類)を紹介します。
 幼虫期には、微弱の光を発っし成長するにしたがって光も強くなります。メス成虫は、微弱の発光し危険になった時に強い光を発すること確認しています。

 マドボタル属の発見が岐阜県内でも増えつつあります。
 岐阜県加茂郡川辺町神坂地域では、ゲンジボタルの飛び交う5月の中旬ころから7月の下旬にかけて、秋は9月の中旬ころから11月の初旬にかけて見られます。梅雨明け後からの気温の高い時は発光しなくなる傾向にあります。又、晩秋から春先までの気温の低い時期は、冬眠するので見ることはできません。
(発光する時期は、地域差があり)
 幼虫の探し方としては、静かに藪の中を覗いてみましょう。「ピカーピカー」と微弱ですが発光しているかも?
 人の気配がすると発光を止めてしまいます。海中電気の光も嫌います。

クロマドボタルの幼虫です 前胸の前方に窓がある
クロマドボタル幼虫

クロマドボタルのオス(♂)

 メス成虫の羽が無かったり小さく退化していたり・・・こんな珍しい、ホタルの幼虫が人里近くの茂みで見ることができます。

雌成虫です  羽が小さく退化しています クロマドボタルの成虫の交尾
クロマドボタルのメス(♀)
(左羽が殆ど無い、右羽が小さく退化)

交尾 クロマドボタルのオス(♂)
岐阜県賀茂郡川辺町
で前胸が赤色発見