左がヘイケボタル・右がゲンジボタルの成虫です。

ヘイケボタル(平家)

ゲンジボタル(源氏)

 ゲンジボタルとヘイケボタルの前胸(赤色と中心に黒い紋)の黒い紋うので見分けができます。
 右は、ゲンジボタルで黒色の紋は、十字紋といわれ紋の型は地域差があり、多少違います。
 左は、ヘイケボタルで黒色の紋は、X (エックス)紋といわれ紋の型は地域差があり、多少違います。

 ホタルの体の大きさで見分けと
間違ることがあります。
 例えば
 ゲンジボタルの
幼虫期さまざまな原因によって小さいまま終齢幼虫になった場合。小さい成虫になることがある。


成虫の発光器で見分ける

ヘイケボタル(平家)

ゲンジボタル(源氏)

ヘイケボタルの幼虫 ゲンジボタルの幼虫

ヘイケボタルとゲンジボタルの、
脱皮直後の幼虫。

ヘイケボタルの幼虫 ゲンジボタルの幼虫

ヘイケボタルとゲンジボタルの終齢幼虫。

ヘイケボタルの幼虫 ゲンジボタルの幼虫

ヘイケボタル幼虫とゲンジボタル幼虫の9節目にある尾脚。

 ヘイケボタルの尾脚は何度も撮影しても幼虫が体を丸める習性があるため写すことができませんでした。
 ヘイケボタルの尾脚(気管は、10本)・・・ゲンジボタルの尾脚(気管は14本)です。
ヘイケボタルの尾脚 ゲンジボタルの尾脚は14本
10本

14本

 ゲンジ、ヘイケボタルの幼虫の肢は、前肢、中肢、後肢が左右に1対すつある。エラ脚(呼吸器)も肢の役目をしている。
 ヘイケボタルとゲンジボタルでは、幼虫期
生息場所が違がいます。ヘイケボタルは、小川や田んぼなど水の流れのないところでも生息できる。
 ゲンジボタルは、流れのある
酸素が多く含まれた、きれいな川や小川などで生息します。
 ゲンジボタルの尾脚(気管が14本)で
流れのある川底の石に付いて進むことができる。
 ヘイケボタルの尾脚(気管が10本、上に8本下に2本)で田んぼや流れのない水路などの泥土を歩くのに都合がよい。

 飼育器での
上陸時にも尾脚(気管の多いゲンジボタルの幼虫は、登ることができるが気管の少ないヘイケボタルの幼虫は垂直を登れない。